SEALDsの復刻版ではなく、広い受け皿を目指す
3月21日、「未来のための公共」のメンバー9人が参議院議員会館で記者会見し、設立趣旨などを説明しました。
会見では大学1年の福井周さん(19)が「今の政治に疑問を抱いている人たちの広い受け皿を目指している。私たちの未来を決定する政治の中に、私たちから立ち上がる公共があっていいのではないか」とあいさつ。「SEALDs(シールズ)とは別のところから出てきたチーム。シールズの復刻版ではなく、世代や職種を超えたつながり」と強調しました。
「ママの会@神奈川」のメンバーでもある主婦、石井あさみさん(48)は「きょう共謀罪が閣議決定された。十分な議論がされない政治プロセスに疑問と怒り、恐怖を感じる。私たち一人一人が暮らしの中で見つけた問題について、自分なりに意見や知識を持って気軽に話せる場ができたらいいなと思っている」と話しました。
今後は毎週金曜日夜に国会前集会を続けつつ、ツイッターやフェイスブックを通じて情報を発信。野党共闘の推進や「未来のための公共」独自の候補者を立てて選挙に出ることは考えていないと語りました。